次の文章を読んで後の問いに答えよ。
という文言。
誰でも一度は見たことがあるかと思います。
あ、ロクジです。
これは、学校の国語で出題される、
文章読解の問題で必ず最初に書かれている文ですよね。
僕は、この「次の文章を読んで後の問いに答えよ。」の意味をきちんと読み取れていた人こそが、
国語の成績もよく、また、人づきあいがうまい人であると思います。
そもそも、何のためにアレが書いてあるか、考えたことがありますか?
まず、
次の文章を読んで、後の問いに答えよ。
と書かれているところから、問題に取り組む際は
読む→答える
べきなのです。裏を返せば、
読まなければ、答えられない
はずです。
だって、答えは「次の文章」の中にしかないのです。
現に、読まずに思いついた答えというのは、テストでは大抵不適切とされてしまいます。
そしてもう一つ、
学校における国語教育では、何を学ぶべきとされているのか。
それはもちろん、語彙の拡充や古典作品へ親しむことなど、
様々挙げられるかとは思います。
が、その中に、
論理的思考、および読解力の養成
が含まれ、これが社会に出てからや、
それこそ勉強以外の場でも、国語が特に役に立つ要素なのではないかと思います。
というところから、僕はこの
次の文章を読んで、後の問いに答えよ。
が伝えたいのは、
主観を捨て去った上で、論理的に物事を解釈せよ。
ということなのではないかと考えます。
これが理解できていると、
国語の問題の面では、
「なんとなく(常識的に考えて)こうなりそうやから答えがこう」
とかいってテストでミスをすることもなくなりますし、
人づきあいなどの場面でも、
自分の思い込みや一時の感情に流されて、下手をうってしまうことも減るかと思います。
まぁそう簡単に主観を切り離したりなんて出来ないんですけどね!!
そういう視点を持つことが大事だと、僕は思います。